女性リーダー

世界の女性リーダーが新型コロナウィルス感染拡大防止に果敢な行動で素晴らしさを見せています。台湾の蔡英文、ドイツのメルケル、ニュージーランドのアーダーン、アイスランドのヤコブスドッティル、ノルウェーのソールバルグ、聡明な各女史の行動が賞賛をもって報道されています。
私が感動したのはデンマークのフレデリクセン首相の子供との記者会見です。内容は別にして、この行為は何よりも国民を大切にする心の表れだと思いました。
これらの事例は、女性が命を生活を守るという強い気持ちが根底にあることを示しています。
一方、これまでの男性社会は拡大拡張を目指し戦ってきました。その戦いは自然をもねじ伏せようとし戦果を挙げたかに見えました。が、とうとう自然も黙っていられなくなったのでしょう。新型コロナと気候変動という反撃を起こし、受けた人間はたじろいでいます。それでも成長戦略というギトギトした欲望がそのベクトルの方向や強さを変えようとしないのでしょう。このような国の権力者は餓鬼畜生の醜い様相を呈しています。
外出自粛の中でこの世界の在り方を見つめ直してみます。このままの拡大路線だけでいいのだろうか?経済の発展だけが幸福をもたらすのだろうか?目先の損得に左右をコントロールされていていいのだろうか?と・・・。
際限のないさもしい競争社会は、やがて鳥インフルエンザや豚コレラと同様に人間も殺処分される事態が起こりかねません。コロナ騒ぎで二酸化炭素の排出量が減り、交通事故が減り、アメリカの学校での銃乱射事件も起きていません。この事実を忘れないようにします。
私の願いは上記のような女性リーダーが出てきてくれることです。いいえ、女性でなくてもいいのです。お友達にしか目の行かないリーダーでは困りますが。人間の「命と尊厳」を守る方向で判断をするリーダーの出現を待ち望みます。
そこに一番近い人を選挙で投票します。

土屋 政夫

新日本美術協会 委員 葛飾区美術会 副会長