大切にすべきこと

新型コロナウイルス問題が世界を黒いベールで包んでいます。こういう状況でどう判断し行動すればいいのか大きく深く考えてしまいました。

人は何を大事にするかにより日々の行動は方向付けられていきます。自分、家族、お金、地位、権力、名誉、それとも国家。
私達は様々な仕組みの中に組み込まれています。国家的仕組みでは、自由主義、社会主義、資本主義、共産主義等があります。どれがいいのかと問われればどんなイデオロギーや体制でも大差ないものと私は答えます。自由主義を唱えるわが国も一党独裁に近いものを感じています。独裁国家と民主主義。民主主義の方がいいとは思いますが、無関心な民衆が増えれば、民主主義という言葉を巧みに利用して独裁政治を進められてしまいます。補助金というアメをちらつかせて、巧妙にコントロールされてしまいます。このアメを増やしていけば共産主義です。その共産主義は共生共済の精神から出てきたものと思っています。資本主義は過当競争の結果、切り捨ての修羅場です。いずれにせよ、どんなイデオロギーや体制でも大切にすべき根っこがどこなのかが大問題です。でも単純です。「人の命と尊厳」を真に大切にすべきで、ここに向かっているかどうかで善し悪しの判断基準にしています。
コロナ問題で政府は本当に「人の命と尊厳」に沿った判断をしているだろうか?己の成果をアピールしたり、友達企業や票田の方向に傾いているように思えてなりません。そしてそれは正に切り捨てです。弱小な個人事業者、契約社員、フリーランス、定住先の無いネットカフェ難民。
政治家、経営者、先生、職人、サラリーマン、キャバクラ嬢、ホームレス、犯罪者も含めてこの国を構成する一員です。猥雑な人間が絡み合って国となしているのです。その誰もの個々の「人の命と尊厳」を大切にすべきです。為政者の判断がこの方向に向かっているか監視していきたいものです。今、このコロナが蔓延する時点の個人が出来る行動は簡単です。すべての命を大切にする為に自分が感染しているものとして、人にうつさない行動をとることです。命を落とす事にならなくてもうつせばその人の尊厳を奪いかねません。その覚悟をもって判断すれば、コロナ問題は終息に向かうものと思います。

コロナ対策、韓国、台湾やるじゃないかと報道をみていました。
日本の社会的後進国性がまざまざと浮かび上がってきました。
社会的先進国とは、国民が政治に関心があるかないかで左右されます。政権がやりたい放題出来ないように監視して為政者と国民が緊張感の持つことです。
コロナ終息後、まずは社会的先進国韓国に追いつきたいものです。
大切なものを守るために・・・

土屋 政夫

新日本美術協会 委員 葛飾区美術会 副会長