講演会「葛飾の美術史」報告

  • 驚くなかれ「葛飾の美術史」
  • 2019年10月13日(日)14:00~
  • かつしかくシンフォニーヒルズ別館5Fレインボーホール
  • 講師:佐藤 光洋

心配していた各地に爪痕を残した台風は去り、13日は朝から晴れ。災害対策の陣頭指揮を不眠でなさった青木区長のご挨拶から開催することが出来ました。聴講者も百名を超え最後まで熱心に耳を傾けて頂きました。著名な20名の作家の話は長年の作家との親交と研究あったればこそ出来るものと感服しました。

開催までの経緯は新年会の席上、賛助会員佐藤光洋さんから葛飾の輝かしい美術が埋没してしまうのが心配だと伺いました。その歴史を少しでも多くの方に知って頂きたく講演会を開きたい旨を伝えられました。これは当会にとっても有意義なので開催の方向で動くこにしました。気軽に企画を引き受けましたが事の外大仕事でした。文化国際課共催の取り付けの交渉から始まり、チラシ作り、画像探しとそのデジタル化、配布資料作りと現場の役割分担等、著作権の問題も起きました。一時ため息を付きましたが、こうして開催して本当に良かったと感じました。

過去を知り現状を見つめてこそ葛飾区美術会の展望が見えてくると考えます。当会の役割は美術の発信にどどまらず、葛飾の文化芸術水準を少しでも高めていく役割をも担うべきと思うようになりました。文化芸術の希薄な地域はスパイスの効いてない料理のようなもの。味気のない町になって欲しくはありません。「パンにてのみに生きるにあらず」です。
文末になりますが、講演会を提案、実施して下さった佐藤光洋さんに改めて感謝申し上げます。

講演する佐藤光洋さん

土屋 政夫

新日本美術協会 委員 葛飾区美術会 副会長